参院選終わりましたね

参院選が終わりました。

結果、議席数からすると与党の圧勝。

アベノミクスは正直きびしいとこまで追い込まれてるが、それでも民進党に票が入らないのは、やはり批判ばかりで、じゃあどうするのか具体的な政策がなにもないからだろう。(それでも、私が思ったよりかなり多くの得票を得ていたが)

 

議席を増やした自民、公明、共産、おおさか維新は主張がはっきりしてる。共産なんかは全く共感はできないが、とりあえず主張はぶれない。

こうしたやりたい政策が明確でぶれない姿勢の政党が支持されるのは当然だと思う。

いい加減、民進党は現実を直視したらどうなんだろ。野党第一党を自負するなら、せめて経済、安全保障、社会保障について、具体的な政策をまとめてから、与党批判をしてくれ。

 

改憲勢力が全体の2/3を超えたことを受けて、改憲に向けた動きも今後、徐々に始まっていくことでしょう。護憲派は現行の日本国憲法を聖書やコーランのように絶対的なものと崇め奉っていて、憲法さえ守れば戦争は起きないんだって言ってるようにしか聞こえないが、現実は第9条があっても、日本が侵略されれば戦争は起きる。

第9条だけでなく、制定後70年の間に世の中は大きく変わっているのだから、当然、日本の在り方を定める憲法も変わっていくことが当然の流れだろう。

「安倍政権下での憲法改正には反対」とかバカなことを言っていないで、誰が政権を担っていても必要なものは必要として、建設的に議論してもらいたいね。

 

安保法制のとき、テレビで散々持ち上げられたSEALDsが今回の参院選をもって解散するらしい。安保法制廃案を訴えて野党を支持していたが、結果はご覧の通り。

彼ら彼女らは、いかにも自分たちが若者の代表のようにデモ活動を行ってきたが、それが全くの間違いで、自分たちの主張が、選挙という正に民主主義によって少数派だったということが、ようやくわかったんじゃないかな。(このことは、高齢者より若い世代の方が与党の支持率が高いことを見ても明らか)

 

 

さて、次は都知事選。

今思うとところは、テレビで報道されるのは政局ばかり。政策論争なんて全くなし。

そもそも、政党支持者や著名人など特定の候補者のみ時間を割いて報道し、他の候補者については、ほとんど触れないって報道のありかたとしてはどうなのか。放送法の中立性って文言はただの飾りなんだろうか。

 

昨年の大阪市長、府知事の選挙は今回の都知事戦に比べて、数段上のレベルの選挙戦だったように思う。

人気途中の辞任による知事戦ではあるが、都民が賢明な票を投じれるように、報道の在り方も考えてほしいもんだ。